養成所の入所試験で気をつけることは?
声優になるための養成所には、入るために試験が必要ところがほとんどです。
しかし、声優を育てるための期間ですから、試験の際に声優の力を求めるところは少ないです。
一般的な審査は、履歴書などの応募書類と面接、そして実技です。筆記試験が必要なところもあります。
それぞれのポイントを説明します。
履歴書
写真
何枚も撮って最高の笑顔の写真を選びましょう。
声優も役者のひとつ。どのように見られるかということも大切です。
はがれた時のために裏には氏名を忘れずに書きましょう。
自己PR
自分の良い所を具体的に書きましょう。
こちらを参考にしてください。自己PRには何を書けばいい?
志望動機
なぜ声優を目指したいのかを明確に書きましょう。
- 目指すきっかけとなったこと(些細なことでも構いません)
- どうして将来の仕事として考えるようになったのか
熱意とやる気が伝わるよう具体的に書きましょう。
注意点
- 下手でも丁寧な時で書きましょう。
- 黒か青のペンで書きましょう。
- 学校名などは略さない。
- 「〃」(同じの意)を使わない。
- 用紙に合った封筒に入れる。小さく折りたたんだりしない。
面接
自己PRでは自分自身を表現しましょう。
基本的に履歴書で書いた自己PRを、自分なりの素直な表現で伝えるようにしましょう。
よく見せようとしすぎたり、大げさなことをいうと、マイナス要素になります。
試験官が見ているのは
なによりも人柄です。個性や協調性。熱意ややる気を見ています。
具体的には次の点をポイントに置いてます。
- 明るく元気である
- 大きな声がでる
- 表現が素直か
- 言葉は的確か
- 態度やマナー
前述していますが、声優としての演技力は、この時点では求めていません。それはこれから学んで行くものです。
中途半端な演技やくせのついた演技を持っていると、、矯正に時間が掛かるので、敬遠されがちです。
実技試験
セリフや文章の朗読をするところが多いです。
試験官が見ているのは
演技未経験者であることを前提にしていますので、技術的なことはそれほど重視していません。
与えられた課題から何を読み取り、どう表現するのか。あなたの素直な発想力や表現力を見ています。
筆記試験
基本的にはそれほど難しいものではありません。
義務教育程度の国語力を試されます。
試験官が見ているのは
台本を読める、常識程度の国語力を持っているかを見ています。
養成所の入所審査は、履歴書を書く段階から始まっている。